阪神・青柳 ウエスタン広島戦で5回4安打2失点 初回に被弾も“らしさ”発揮

 先発し力投する青柳(撮影・石井剣太郎)
4回、得点を許さず投げ終え、笑顔でベンチに戻る青柳(撮影・石井剣太郎)
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 「ウエスタン、広島-阪神」(8日、マツダスタジアム)

 開幕投手に内定していたが、新型コロナウイルスに感染して離脱した青柳が先発し、5回4安打2失点だった。84球を投じ、80球メドだった予定の投球数をこなした。

 初回の先頭・中村奨を外角スライダーで空振り三振に斬ったが、続く羽月に左前を許して1死一塁。3番・野間に内角直球を捉えられ、ライナー性の打球で右翼スタンドに運ばれる2ランを浴びた。

 しかし、その後は安定。二回はツーシームなどでバットの芯を外してゴロを築き、わずか8球で三者凡退。四回も9球で三者凡退と、打たせて取る投球で“らしさ”を発揮した。

 打者3巡目に入った五回1死からは100キロ台のカーブも使用。中村奨をスライダーとのコンビネーションで右飛に打ち取って2死。その後、左翼の失策と四球で2死一、二塁の危機を招くも、最後は林を遊ゴロに仕留めた。

 順調にいけば15日・巨人戦(甲子園)での1軍復帰が見込まれている右腕。最終テストとなりうる登板でまずまずの結果を残した。

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