阪神 ガンケル 4回4失点でKO 制球安定せず、中田にグラスラ被弾
「巨人-阪神」(3日、東京ドーム)
今季初先発に臨んだ阪神のジョー・ガンケル投手(30)が4回5安打4失点でKOされた。制球が信条の投手だが、4四球と持ち味を発揮することができなかった。
初回から豪快な一撃を浴びたのが痛かった。先頭・吉川に左前打、1死一塁となってからポランコ、岡本和に連続四球で出塁され、満塁のピンチを広げてしまった。ここで打席には5番・中田。初球、完全に甘く入ったカットボールを完璧に捉えられ、打球は無情にも虎党の待つ左翼席へと吸い込まれた。初回からのグランドスラムに、マウンド上のガンケルも悔しさを隠しきれなかった。
二回以降も走者を出す苦しい投球。ただ、なんとか無失点でしのぎ、チームに流れを引き寄せようと粘りの投球を展開していた。球数83球。この日、試合で出た課題を見つめ直し、次戦までにしっかりと修正を図る。
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