阪神・西勇輝は上々3回無失点 梅野のアシストに感謝「開幕までに細かい部分を修正」

 広島打線を相手に力投する西勇(撮影・立川洋一郎)
 先発し、投げ込む西勇(撮影・田中太一)
 2回を無失点に抑え、笑顔を見せながらベンチへ戻る西勇(撮影・田中太一)
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 「オープン戦、阪神-広島」(8日、甲子園球場)

 阪神・西勇が先発し、3回3安打無失点でマウンドを降りた。

 初回は菊池涼、中村奨、西川と三者凡退。二回は2本のヒットに自身の失策も重なって2死満塁のピンチを招いたが、磯村を三ゴロに仕留めて脱出した。

 三回は先頭の大盛に左翼線へ二塁打を浴び、続く菊池涼に四球。送りバントで1死二、三塁にされたが、リードが大きかった三走を梅野がクイックスローで刺して2死。好プレーに触発されたのか、右腕はその後に西川を空振り三振に斬った。

 降板後、球団広報を通じて「梅野があらゆる雰囲気を感じてサインを出してくれたので、良かったです。いい球もありましたが、悪い球もあったので、開幕までに細かい部分を修正していきたいです」とコメントした。

 前回登板した2月26日・中日戦(北谷)では右手指のマメがつぶれたため、1イニングで降板。この日のマウンドで不安を払拭(ふっしょく)し、有力視される開幕2カード目の3月29日・広島戦に向けて視界は良好だ。

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