阪神 大山&ロハスが心配 見えてこないトンネルの出口 井上ヘッドは試合での復調期待
「オープン戦、阪神2-8楽天」(5日、甲子園球場)
まだ開幕まで3週間近くあるとはいえ、心配は募る。このままではトンネルの出口が見えてこない。6点ビハインドの九回1死。阪神は大山悠輔内野手の二飛で後がなくなり、メル・ロハス・ジュニア外野手の見逃し三振で試合が終わった。
大山は2月のキャンプ序盤こそ好調だったが、徐々に歯車が狂い始めた。オープン戦4試合15打席連続無安打中。計6三振と不振に陥っている。ロハスも、同4試合に出場して11打数1安打の打率・091と低調が続く。
打線全体としても元気がなく、井上ヘッドコーチは「追い込んできている反動があるのかな」とキャンプ疲れを指摘。それでも、開幕は約3週間後に迫る。同ヘッドは大山とロハスを含めて「気持ちの中で焦りというものをある意味持ってほしい」と注文を付けた。
オープン戦は残り11試合。本番まで時間は限られる。「大山、ロハスに関しては少しでも(出場機会を)与えた方がいいという部類にいる」。今後も休ませることなく、試合の中で浮上の道を探る。
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