阪神・矢野監督が苦言 大山よ立ち直れ 5番以降ド貧打 七回無死三塁の好機も0点
「オープン戦、阪神1-2楽天」(4日、甲子園球場)
1点を追う七回。先頭の阪神・佐藤輝が放った、右翼フェンス直撃二塁打にスタンドが沸く。守備の乱れに乗じて、三塁へ進塁。無死三塁と、いやが上にも得点への期待が高まった。
だが、しかし…大山は右邪飛に倒れ、糸井は空振り三振。ロハスに至ってはカウント2-2から外のワンバウンドになる変化球に手を出し、空振り三振。虎党からは深いため息が漏れた。
この日は1番・近本、4番・佐藤輝がマルチ安打をマーク。それだけに梅野の内野安打1本に終わった5番以降の打撃が歯がゆい。
「上位打線は順調に来ているのかなと思う。でも大山以降はちょっと内容的にも良くないんで…。そこらへんがきっかけをつかんでくれたらなと思う」
矢野燿大監督は試合後の取材で、聞かれるまでもなく自ら苦言を呈した。好機で1本が出ない。昨季後半にも見られた、もどかしさを伴う打線の弱点が早くも顔をのぞかせている。
特に大山はオープン戦3試合で、いまだ無安打。紅白戦や練習試合も含めると、現在14打席連続で快音なしだ。「こういうところからどうするか。やっぱりランナーを置いたところでどういうバッティングができるかが、これから求められるところになる」と指揮官。5日・楽天戦は4番で起用される予定となっており、頼むから開幕までには立ち直って、希望の光を見せてくれ!
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