阪神 3月も“春季C”や OP戦13戦中8戦が甲子園 矢野監督「有効に使う」
阪神・矢野燿大監督(53)が3日、甲子園でのオープン戦漬けを歓迎した。3月は13試合中8試合が甲子園開催。キャンプの延長とも言える環境があるだけに、約2週間みっちり鍛錬を積む。
「試合もそうやし、打つこととか、トレーニングもそう。こっちでできる期間は、そういうところでも有効に使っていきたいなと思う」
ここ数年は3月中の関東遠征が恒例となっていたが、今年はソフトバンクと戦う博多遠征(15、16日)のみ。開幕1週間前のオリックスとのオープン戦3連戦(京セラ)も含めて、試合前後の練習時間がたっぷり取れる。
打ち込み、トレーニングに加え、守備力強化にも結びつける。チーム失策数は4年連続リーグワーストで、井上ヘッドは地の利を最大限に生かす考えだ。
「アウェーだと例えば試合前の80、90分とか短い時間しか取れない。準備する時間に持っていけるというところでは、ホームグラウンドで(試合が)多いというのはありがたい」
この日の練習でも井上ヘッドはサインプレーの優先順位を力説。声の連係も「練習のための練習にならないように」と引き締めた。「神聖なる甲子園というところをグラウンドに持っているわけだから。そこでエラーを減らす」。天然芝、黒土を言い訳にはしない。課題を克服し、自信を持って開幕へ向かう。
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