阪神“ナベじい”救援陣の救世主なるか 矢野監督が育成左腕・渡辺の実力太鼓判

 阪神・矢野燿大監督(53)が1日、支配下登録を目指す育成・渡辺雄大投手(30)の実力に太鼓判を押した。宜野座キャンプ中の実戦では4試合にリリーフ登板し、計4イニングを無失点。貴重な変則左腕として存在感を示した。

 「ナベじいも『よいしょ!』言うて、いいボール投げるから。一枚でも二枚でも左が入ってくれるとね、うちにとっては大きなこと」。指揮官は親しみを込めたニックネームを用いながら、背番号128の現状を評価した。

 ソフトバンクから戦力外通告を受け、育成契約で新加入。30歳の渡辺は「他の育成とは意味合いが違うと理解しています」と覚悟を決めている。結果が出なければ終わり。「引き続き一試合一試合、一生懸命投げていきたいと思います」と決意を込めた。

 「早い段階で『ナベじいが欲しい』って声を掛けさせてもらってるんでね」と矢野監督の期待は大きい。開幕までに支配下登録を勝ち取り、手薄なリリーフ陣の救世主となる。

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