【俺たち年男】阪神・栄枝 昨季2軍日本一の立役者!1軍帯同で名をはせる

 2022年に年男を迎えた選手に意気込みなどを聞く「俺たち年男」(随時掲載)。第3回は1998年生まれの阪神・栄枝裕貴捕手(23)が登場する。2年目を迎える栄枝が、年始の初詣で願ったのは「ケガをしないように」だった。

 それもそのはずだ。昨年は3月末に右肋骨(ろっこつ)を疲労骨折し、10月には別の箇所ながら再び右肋骨を疲労骨折。2度目は1軍初昇格を果たした翌日のことだった。「今年は1年間、ケガなしでいけるようにというのをまずお願いしました」と明かす。

 骨折箇所の回復具合は良好。「バットを振るのも投げるのも、ほぼ10割くらいで、体の痛みとかも特にない。キャンプにはいい状態で入れると思います」と笑顔を見せる。

 6月上旬に戦列復帰し、ファームで47試合に出場した。シーズン終盤はスタメンマスクをかぶり、ファーム記録となるチームの18連勝、日本一に攻守で貢献。年男を迎える今季は「活躍して一気に名をはせたい」と腕をぶす。

 高知高の後輩・森木の世話役としても矢野監督から期待をかけられている。年末年始は母校のグラウンドで森木と練習。ピッチングも受けた。「これ投げてたらめちゃめちゃ抑えられてたんちゃうかっていう。それぐらい良いボールでした」と、高校時代にはあまり投げていなかったというツーシームに好感触を得たという。

 昨年末の契約更改時に掲げた2022年の目標は1年間の1軍帯同。「簡単にいけるとは思ってないですけど、それでもレギュラーを奪う気持ちでやっていきたい」と志は高い。ドラ1ルーキーに負けじと『名をはせる』、寅年にしてみせる。

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