阪神・佐藤輝の強打は戻るのか 高めのゾーンは捨てる?北別府氏の見解は

 ペナント終盤で大スランプに陥り、そのままシーズンを終えた阪神・佐藤輝明選手(22)の強打は戻るのか。デイリースポーツウェブ評論家の北別府学氏は「待ち球以外にバットが止まれば怖さは戻る」と語り、来春のオープン戦での対応に興味を示した。

 (先日、デイリースポーツ紙上で今季、佐藤輝が残した「コース別打率」のデータが掲載されていた。ストライクゾーンを9分割し、それぞれの打率と本塁打数及び、その枠から外れたボールゾーンの数字も表示)

 このデータによると、高めのゾーンが弱点であるというのはハッキリしてるね。内角の高いところも苦しい。シーズン中に見られた打撃そのままだね。

 (ストライクゾーンの打撃結果は高めが24打数4安打1本塁打、打率・167。ベルトの高さが129打数38安打8本塁打、打率・295。低めが73打数27安打8本塁打、打率・370。

 コース別の打率は内角が・217。真ん中が・348。外角が338)

 開幕からシーズンの中盤までは、あれこれ考えずに彼らしい打撃ができていたと思うけど、徐々に研究されて弱いところを徹底的に攻められるようになっていったみたいだね。

 投手出身の私からしたら、彼のどこを攻めれば打ち取りやすいかをまず考える。それはやっぱり内角。腕が長いからね。ここは弱点になる。そして高め。バットが下から出ているから徹底してこの内角高めを意識させる。そして追い込んだあと、どこで変化球を使うか。

 (ストライクゾーンの打撃結果は226打数69安打17本塁打、打率・305。対してボールゾーンは199打数32安打7本塁打、打率・161。特に高めのボールゾーンは0本塁打、打率・004。低めのボールゾーンは5本塁打、打率・168)

 典型的なローボールヒッターだけれども、ボール球に手を出し過ぎているんじゃないかな。低めはある意味仕方がないし、落ちる球にも多少は反応できているようだが、高めのボール球にはバットが止まらない感じだね。

 いろんなコースや球種が頭にあるため、迷い過ぎてバットが止まらないのだと思う。読めなくなっているうえに、迷いがあるから振ってしまうのでしょう。

 投手は打者のタイミングを狂わすこと、迷わすことを念頭に置いて投げてますからね。

 彼の場合、高めに弱点があるのは明白なのだから「ここから上は振らない」という自分なりのルールを作り“待ち球”を決めて打席に立つのがいいんじゃないかな。

 振ってこない、となると投手も考え方や出方を変える必要が出てくる。投手と打者は、そうやって“次の段階”へ進んでいくものだからね。

 それと、もう少し打席で気楽に考えてみるのも対処法のひとつでしょうね。打者がすべてのコースに対応できないのと同様に、投手だって全部狙ったところへ投げることなど不可能ですから。

 これらのことは、本人も頭では理解しているのだろうが、簡単ではないんだろうね。そこらあたりを身につけたら、投手から嫌われるバッターになると思う。

 さて、2年目を迎えるキャンプでどんな練習をし、レベルアップを図ってオープン戦に臨んでくるか。興味のあるところ。

 しかし、備えているパワーや才能がケタ外れの選手だけに、この弱点を克服すれば、佐藤輝明という名が永遠のものになることは間違いないですよ。

 球界を盛り上げるためにも、ぜひそうあってほしいと願っています。できることならばカープ戦以外でね。

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