阪神・佐藤輝、レジェンドの教え活かす 和田TA、鳥谷から“金言”授かった

 講習を受ける佐藤輝(代表撮影)
 1年目選手研修会が行われ講習を受けるナインたち(代表撮影)
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 阪神・佐藤輝明内野手(22)が2日、球団施設内で行われた1年目選手研修会に参加し、和田TAから金言を授かった。「心・技・体」を例に、スランプから抜け出せなくなるサイクルを学び、自身が59打席連続無安打と苦しんだ時期などと重ねた。また、この日のABCテレビ「おはよう朝日です」で元阪神・鳥谷敬氏(40)から指摘された準備の大切さを意識し、自己流の調整を取り入れる。

 長くプロで活躍するためのヒントをもらい、佐藤輝は充実の表情を浮かべていた。1年目選手を対象にした約4時間の研修会。「今後の人生に生かしていきたい」と目を輝かせたが、中でも心に刺さった話は和田TAの講座だった。

 「『心・技・体』の話があった。心技体でまずスランプに陥るのは体からきて、次に技術にきて打てなくなって、最後に心がダメになるという話でした」

 後半戦は59打席連続無安打と快音が響かない日が続き、2軍落ちも経験。心が折れそうな日々を過ごした。和田TAから体→技術→心の順番でスランプに陥ると教わり、不振期の自身と重ねた。

 心のスランプにつながる前に、体や技術の段階で修正していくことが不振からの早期脱出のカギになると学んだ。「早く短い期間でスランプを脱出するという話があって、それはその通りだな、と。やっぱり体が一番大事。来年に生かしていきたい」と決意をにじませる。

 この日の朝のテレビ番組に出演した鳥谷氏からは、不調時は自分の体、技術の状態を確認することや、自分に合う調整法を探していくように求められた。和田TA&鳥谷氏のアドバイスから共通するのは準備の大切さ。

 「長い間、活躍されてきた選手の意見、考えはすごく参考になる。自分の行動にも取り入れたい」

 長い不振に突入しないために、来年はシーズン中もトレーニングに重きを置き、体を鍛える予定だ。三塁、外野両方の守備に就く可能性も高いが「打つだけじゃもったいない。両方できる方が選手としての価値も高まる。準備をしたい」と抜かりなく備えていく。

 今季は歴代新人左打者シーズン最多の24本塁打を放ち、鮮烈な印象を残した。来季は己の体を理解しながら周到な準備を進め、好結果につなげていく。

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