阪神・平田2軍監督が明かした「寝るな!」“就寝禁止令”の意図
阪神・平田勝男2軍監督(62)が28日、鳴尾浜で強化練習を見守り、日頃から若手に伝えている「就寝禁止令」の意図を説明した。
これまで「寝るな!」とオーバーな表現でゲキを飛ばしてきたことに触れ、「寝たら忘れるねん。それは極端やけど。今年ファームで成績が出て1軍の投手と対戦して、もう一つレベルアップしないと」。島田や小野寺の名前を挙げ、寝る間も惜しむぐらい自らを追い込むことを願った。
島田は今季自己最多57試合に出場し打率・243、小野寺は4月に支配下選手登録を勝ち取り、34試合で打率・179。まだまだ伸びしろがある。平田2軍監督は「(1軍で)課題が浮き彫りになった」と指摘。指導期間はこの日で終了。年明けの変わり身を期待して、鬼軍曹は球場を後にした。