阪神・北條は300万減「ケガと成績を残せなかったのは悔しい」

契約更改を終え会見に臨む北條(代表撮影)
契約更改を終え会見に臨む北條(代表撮影)=甲子園
契約更改後の会見を終え席を立つ北條(代表撮影)=甲子園
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 阪神・北條史也内野手(27)が26日、兵庫県西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸2200万円から300万減の1900万円でサインした。(金額は推定)

 「ケガと成績を残せなかったのは悔しい部分です。1月の自主トレで坂本さんと一緒にやらせてもらって、いろいろ引き出しというか、いっぱい教えてもらったので。そこは1年間貫いてできたかなと思うので、そこに後悔とかはないですね」

 プロ9年目の今季は1軍に定着した2016年シーズン以降、最少となる33試合の出場にとどまった。打率・200、1本塁打、6打点。左関節鏡下肩関節唇形成術を受けて、現在は復帰に向けたリハビリに励んでいる。

 3度目の脱臼は「結構ショックがでかかった」と落ち込んだが、今は前向きに「手術後6週間でギプスが完全に外れるので、そこから日常生活の動きがリハビリとしても入ってくる。(来春)キャンプの終盤ぐらいに(バットを)強く振ったりとか、そこまではいきたいなと思います」と復帰を目指している。

 矢野監督は来季の戦力構想を練る上で近本以外のレギュラー白紙を明言。背番号26が主戦場とする内野の定位置争いもし烈を極める。プロ10年目を迎える来季。北條は野球人生を懸けた勝負に挑む。

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