阪神・矢野監督 実戦復帰の近本に「第1段階はクリアできたかな」

 「練習試合、阪神4-2三菱自動車倉敷オーシャンズ」(3日、甲子園球場)

 阪神の近本光司外野手が3日、実戦復帰を果たした。右ハムストリングを負傷した10月21日・中日戦(甲子園)以来の出場となった。

 代打で出場した六回無死の場面では遊撃へゴロを放ち、敵失で出塁した。塁上ではけん制の帰塁なども難なくこなし、走塁面も問題なし。八回1死一塁で迎えた打席では中前打を記録した。

 矢野監督は「体が大丈夫であれば、というところが心配なだけで。もちろん、そこに結果。全然ダメというのは本人も嫌だし、俺らも気持ち悪さはあるけど、普通にやれていたんで。もちろん全力で走るとか、これから守るということをやっていかないとダメなんで。最初の段階としては打って、今走れる強さで普通に走れるというところまではできたんで。クライマックスの時には、大丈夫かなという第1段階はクリアできたかな」と一安心していた。

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