阪神・近本CS出場に見通し 指揮官「目星はついてきた」 西はファイナルから?

近本(右)に声をかける矢野監督
ダッシュする近本(撮影・山口登)
練習中、笑顔を見せる近本(左)=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 阪神の矢野燿大監督(52)が29日、右ハムストリングスを負傷してシーズンラスト3戦を欠場した近本光司外野手(26)の、CSファーストS初戦からの参戦に見通しが立っていることを明かした。

 V逸から3日たっても表情から無念の思いが消えきっていない様子の指揮官が「一つ明るい情報」と明かしたのが近本の話題だ。「現状の回復加減と状態でいうと、行けるんじゃないかなっていう目星はついてきた」と、11月6日・巨人戦からの復帰を見込んでいる。

 21日の中日戦で走塁時に右ハムストリングスの張りを感じて交代した近本は、全体練習が再開したこの日、外野のポール間をランニング後、最長で約50メートルの距離を何本もダッシュ。さらにフリー打撃も行った。

 それでも矢野監督は「試合になるとまた違う動きだったり、力も入るし、ぶっつけっていうのはちょっと難しい」とCS開幕前に予定している練習試合に出場させる方針も明かした。

 一方で右肘違和感からの復帰登板となった28日のフェニックス・リーグ西武戦で、2回無失点の投球を見せた西勇については「もう一回ぐらい投げてという感じになると思う。ファーストは分からんけど、段階的なメドは立ってきている」と、王者ヤクルトが待つCSファイナルSからの参戦を目指す形になることを示唆した。

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