阪神・青柳「集大成」 26日最終戦・中日戦先発 頼れる右腕が大逆転V導く!

 頼れる右腕に任せた!!阪神の青柳晃洋投手(27)が25日、甲子園室内での全体練習に参加し、シーズン最終戦となる26日・中日戦(甲子園)の先発へ向けて最終調整した。奇跡の逆転優勝へ負けられない運命の一戦。集大成を見せ、歓喜の瞬間へ望みをつなぐ。

 運命の一戦は、頼れる右腕に託された。勝てば逆転優勝の可能性をつなぐことができる中日戦。何としても勝つしかないシーズン最終戦の先発マウンドには青柳が上がる。安定感抜群の勝ち頭は、託された使命に決意を新たにした。

 「大事な一戦に変わりはないので、今年の集大成を今年一番のピッチングで締められるように頑張ります」

 開幕からローテの一角を守り続け、ここまでリーグトップの13勝、勝率・722を誇る右腕。東京五輪後の後半戦は10試合で5勝3敗ながら、現在3連勝中と勢いに乗っている。

 14勝目を手にすれば、見えてくる初のタイトル獲得。だが、個人記録よりも求めるのはチームの勝利だ。「(タイトルを)取れるに越したことはないですが、タイトルどうこうよりも目の前の試合をしっかり勝ってチームに貢献した結果がタイトル獲得につながればいいと思います」と気持ちを引き締めた。

 今年一番の投球を見せつける覚悟で挑む中日戦は、今季6度目の登板となる。過去5試合は1勝2敗で防御率2・59。前回9月22日の対戦では初回に先制点を奪われ、黒星を喫した。「中日打線はつながりだすとすごく嫌な打線なので、もし、ランナーを出したとしてもつながれないように、しっかり一人一人を抑えていけるように頑張ります」と警戒心を高める。

 この日、青柳は甲子園室内での全体練習に参加。キャッチボールやダッシュなどで最終調整した。「シーズン前から優勝を目指してやってきたので、当然優勝したいですが、ヤクルトの結果があるので、まずは明日しっかり勝てるように頑張ります」。運命の大一番。右腕が竜打線を封じ、猛虎打線の流れを作る。

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