阪神・マルテ 先制適時打&反撃の19号 相性抜群!東京D打率・444&5発8打点

 「巨人6-6阪神」(24日、東京ドーム)

 3番に戻ってきたマルテが、大好きな東京ドームで勝負強さを発揮した。19号2ランを含む2安打3打点。執念のドローの裏側には、ここぞの場面で力を見せつけた背番号31の働きが大きかった。

 「勝っても負けてもないので(コメントが)難しいけど、仕事はできたかなと思う」

 3番は1日・中日戦以来。同打順は今季79試合目だったが、いきなり結果で応えた。初回無死一、二塁。真ん中内寄りに入ったメルセデスの144キロ直球を逃さず、先制の中前適時打を放った。

 3点を追う五回2死一塁は桜井の真ん中への直球を一閃(いっせん)。左翼・亀井が一歩も追わない完璧な一撃を、豪快に左翼席へ突き刺した。

 東京ドームは慣れ親しんだ働き場だ。同球場では、計7試合で(27打数12安打)、5本塁打、8打点。遺憾なく実力を発揮しているだけに、25日も宿敵粉砕へ大きな期待がかかる。

 「残り試合でしっかりと勝っていきたい。残り25試合と少ないけど、自分のやることをしっかりやって勝つために貢献したい」。視線の先は首位奪回、優勝の景色だけを捉えている。上昇ムード漂うマルテの活躍が、16年ぶりリーグ制覇のカギを握りそうだ。

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