阪神あぁ一挙7失点 ガンケル2回KO大炎上に甲子園騒然 チーム75失策目も響く

 2回、吉川(右)に3ランを浴びたガンケル(撮影・高部洋祐)
 2回、亀井のピッチャー返しで帽子が脱げるガンケル(撮影・高部洋祐)
 2回、吉川に3ランを浴び、歓喜の巨人ベンチを背にガックリひざをつくガンケル(撮影・高部洋祐)
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 「阪神-巨人」(19日、甲子園球場)

 阪神のジョー・ガンケル投手が、打者一巡の猛攻を受け、逆転を許した。2回8安打7失点でKOされた。

 まさかの展開だった。糸原の適時打で1点を先制した直後の二回。連打を浴びるなど1死二、三塁とピンチを招くと、大城に前進守備の内野を抜ける中前2点適時打を浴びて逆転を許した。

 さらに、続く菅野の犠打をガンケルが捕球して二塁へ送球したが、中野の捕球ミスで1死一、三塁。リーグワーストの失策数は75となった。ここで、福原投手コーチがマウンドに行って間を取ったが、負の連鎖は止まらない。続く吉川にバックスクリーンへ3ランを被弾。松原にも中前打を許し、二盗を決められると、3番・坂本には左中間へ2ランを浴びた。これで序盤に大量7失点を許した。苦しい展開に、甲子園は騒然となった。

 ガンケルは岡本和に右前打を浴びて打者が一巡し、亀井には四球で1死一、二塁とまたもピンチとなった。ただ、丸は空振り三振、ウィーラーは二ゴロに打ち取ってようやく巨人の攻撃が終了した。

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