阪神・秋山が2年連続10勝 中5日の雪辱!七回2死まで無安打好投で連勝導いた

 先発した秋山は7回1失点で10勝目を飾った(撮影・山口登)
 スアレス(75)からウイニングボールを受けとる秋山(撮影・飯室逸平)
 10勝目を挙げポーズを決める秋山
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 「広島1-4阪神」(11日、マツダスタジアム)

 男の意地を見せてもろたで-。阪神は秋山拓巳投手(30)が、七回2死までノーヒット投球を披露するなど、7回1安打1失点で2年連続の2桁勝利となる10勝目を挙げた。立ち上がりからキレのある直球を主体に広島打線を牛耳った右腕。前回の巨人戦で2回KOの屈辱を、中5日のマウンドできっちりと晴らした。

 西川に被弾し快挙達成への夢が途絶えた瞬間、秋山は悔しさを隠せなかった。それでも気持ちを切り替え、4番・鈴木誠との勝負に集中。代名詞のカーブで二飛に仕留め、先発の役目を果たした。7回1安打1失点で2年連続となる2桁勝利に到達した。

 「前回ふがいない投球をしていたので、しっかり投げると意気込んでいた。ノーヒット投球が続いていたけど、(記録は)考える余裕もなかった(笑)」

 鬼門の立ち上がりを乗り越えた。2試合連続で初回3失点を喫し、前回5日の巨人戦(甲子園)は2回3失点でKO。中5日の調整期間で従来のワインドアップ投法が「しっくりこなかった」ため、終始セットポジションの投球に徹した。

 初回から直球主体で広島打線を牛耳る。野間を外角高めのストレートで空振り三振、小園には懐へ糸を引くような138キロを投げ込み見逃しの3球三振。西川はインハイの直球で押し込み、中飛に仕留めて抜群の滑り出しを見せた。

 これを相手の脳裏に焼き付け、以降は変化球を織り交ぜながら凡打を積み重ねる。七回2死まで無安打投球、許した走者は鈴木誠に与えた死球だけ。西川にソロ本塁打を浴びて快挙はならなかったが、矢野監督は「しっかり真っすぐで(押して)、前半を行けたことが大きかった」と声を弾ませる。

 幼い頃から持ち続けてきた向上心が、秋山の投球を支えてきた。小学生の頃から中学生までは1日10キロのランニング、素振り1000回をこなした後、寝る前に父・正二さんと行うキャッチボールが日課。「友達と遊べなかったけど、走ったことが今につながっている」と言う。

 プロ入り後もその姿勢は変わらない。「エースより多く走って、多く投げる」-。今春のキャンプでは、投手陣最多の1153球をブルペンで投げ込んだ。先発翌日も球場内を黙々と長時間走り込む姿が恒例だ。

 オフから目標に掲げていた2年連続の10勝到達に「ほっとしています」と安どしつつも「まだまだここがゴールじゃない」。悲願の優勝へ、白星街道を一直線に突き進む。

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