阪神・マルテ17号3ランで無安打投球の秋山を援護 約2カ月ぶりのラパンパラ披露

 6回、左中間スタンドへ先制3ランを放つマルテ(撮影・立川洋一郎)
 6回、マルテ(左)が先制3ランを放った瞬間にガッツポーズを見せる矢野監督(中央)ら(撮影・立川洋一郎)
 6回、マルテは3ランを放ち、ナインとラパンパラを決める(撮影・山口登)
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 「広島-阪神」(11日、マツダスタジアム)

 投手戦が続く中、阪神のジェフリー・マルテ内野手が均衡を破る先制3ランを放った。4番が一振りで試合の流れを変えた。

 両軍無得点の六回無死一、二塁で迎えた第3打席。カウント2-2からど真ん中に高橋昂が投じた直球を迷い無くフルスイング。打った、瞬間それと分かる打球は左翼席に着弾した。17号3ラン。7月9日・巨人戦以来となる一発にマツダスタジアムの虎党は歓喜した。

 虎メダルをもらい、公式戦では約2カ月ぶりの“ラパンパラ”を披露。無安打投球と奮投を続ける秋山へのうれしい援護点となった。

 後半戦初アーチに「みんなが作ってくれたチャンスだったから、強引にならないようにつないで行く気持ちだったよ。甘く来たボールを仕留めることができたし、久しぶりにみんなとラパンパラをすることができて最高の気持ちだね」と満面の笑みを浮かべていた。

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