阪神が五回にビッグイニングで反撃 昇格マルテ同点3点二塁打などで5得点

 5回、満塁で走者一掃の同点二塁打を放つマルテ(撮影・高部洋祐)
 5回、梅野は右中間に適時二塁打を放つ(撮影・山口登)
 5回、左前タイムリーを放つ近本(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-中日」(31日、甲子園球場)

 阪神は五回、梅野、近本、マルテのタイムリーで試合を振り出しに戻した。

 5点ビハインドの五回、先頭の糸原が左前打で出塁。続く小野寺は右前打でつないだ。無死一、三塁。好機で打席を迎えた梅野は、福谷の147キロ直球を右中間へはじき返した。適時二塁打となり、28日・広島戦の八回以来15回ぶりに得点で1点を返した。

 無死二、三塁から代打・糸井は四球を選んで満塁。1番・近本が、右腕が投じた初球、147キロ真っすぐを左前に運び、2点目を奪った。

 再び無死満塁となったところで、福谷は降板し、2番手・藤嶋がマウンドに上がった。中野は左飛に倒れて1アウト。ここで、この日1軍に昇格したマルテが打席に立った。カウント2-2から高めに浮いた126キロのスライダーに反応。打球は右中間を破った。その間に一走・近本までが生還。走者一掃となる3点二塁打で同点とした。

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