阪神・原口 勇退の帝京・前田監督へ「素晴らしい出会いに感謝」

 「広島-阪神」(29日、マツダスタジアム)

 阪神・原口文仁捕手(29)が母校・帝京時代の恩師で、今夏限りで勇退した前田監督に感謝の言葉を送った。

 「本当にすごく濃い3年間を過ごして、僕の人間形成とか野球の上達には欠かせない3年間だったので、帝京高校に入れて本当に心から感謝しています。何かの巡り合わせで前田監督と出会って、高校からプロに進むことができて、素晴らしい出会いをいただいたと感謝しています。まだまだこれから高校野球に携わると思うんですけど、お体に気をつけて、これから先も高校生たちの指導をよろしくお願いいたします」

 正捕手として出場した3年夏の甲子園では一学年下の山崎(DeNA)とバッテリーを組み、8強進出に貢献。その後、ドラフト6位で阪神に入団した。

 プロ12年目の今季はここまで主に代打として43試合に出場し打率・231、0本塁打、2打点。勝負強い打撃を取り戻して矢野虎を日本一に導き、前田監督に恩返しを果たす。

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