阪神大敗もキラリ 小川が3回無安打0封、連夜の好投
「阪神2-10DeNA」(25日、京セラドーム大阪)
阪神は大敗の中、3番手・小川がまばゆいばかりの輝きを放った。強力DeNA打線に真っ向勝負を挑み、3回無安打無失点と快投。「しっかり投げきることができましたし、0点で抑えることができて良かったです」。ロングリリーフの役割を見事にこなし、ベンチの期待に応えてみせた。
2-8の五回からマウンドへ。2イニング無失点に抑えると、ハイライトは七回だ。2死から代打・オースティンとの対決に成長を凝縮させた。初球カーブと150キロ直球で追い込み、スライダーで空振り三振を奪った。
「変化球でカウントを取れるようになりましたし、精度、ボールの強さが付いてきたのは、先発で投げ込んできた成果だと思います」
今季は2軍で先発を経験し、7月のエキシビションマッチでは5回無失点の好投を見せた。その時、矢野監督から「追い込んでからの投球」を課題に挙げられ再びファームで汗を流してきた。今季初登板となった前夜に続く好投。2年目右腕が後半戦の貴重な戦力となりそうだ。
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