阪神・秋山が７回無失点の力投 佐藤輝のレーザービームに両手を上げて喜ぶ
「中日－阪神」（２２日、バンテリンドーム）
阪神の先発、秋山拓巳投手（３０）が７回４安打無失点の快投を演じ、リーグトップタイとなる９勝目の権利を持ってマウンドを降りた。
初回は京田、渡辺を抑えた後に大島に右前打を打たれたが、続くビシエドを空振り三振に仕留め、難なく抑えた。二回から四回までは安打を打たせない投球を続け、中日打線を翻弄（ほんろう）した。
２点リードの七回先頭のビシエドには右前打を許し、打球の行方を見てビシエドが二塁進塁を狙ったが、右翼・佐藤輝が二塁へ矢のような送球を披露し、タッチアウト。これには秋山も両手を上げて喜んだ。そしてこの回も無失点でしのいでみせた。
秋山は７月以降、４戦負けなしの連勝中と安定した投球を続けている。中日戦での通算成績は４勝４敗ながら、１８年４月７日で勝利投手になって以降、４試合勝ちのない状況だった。そんな中で上がったマウンドで見せた好投。３連敗中のチームに勢いを付けるピッチングだった。
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