阪神・西勇輝 5回8安打5失点で降板 二回福留の一打から5点失う

 2回に5点を奪われベンチへ戻った西勇(右)と梅野のバッテリー(撮影・田中太一)
 2回、柳の打球を本塁へ送球するも野選となる(撮影・田中太一)
 2回、堂上の打球を失策する糸原(撮影・田中太一)
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 「中日-阪神」(20日、バンテリンドーム)

 プロ通算100勝に王手をかける阪神・西勇が先発し、5回8安打5失点(自責2)でマウンドを降りた。

 二回に一挙5点を先制された。先頭の福留に左中間フェンス直撃の二塁打を浴びると、続く堂上の二ゴロを糸原がエラー。木下拓にフルカウントから中前適時打を許し、その後も拙守が絡んで4点を奪われた。

 プロ通算99勝目を挙げた6月18日・巨人戦の後、自身4連敗中と足踏みが続く背番号16。前回登板した8月13日・広島戦では初回に4点を失った。“5度目の正直”で臨んだこの日も、試合序盤から劣勢の展開となった。

 三回以降は3イニング連続無失点と粘りを見せたが、中日・柳の前に打線の援護にも恵まれなかった。

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