阪神・西勇は6回5安打5失点で降板「大胆さに欠けた」後半戦の開幕でまさかの乱調

 1回、2点を失った後に林にも安打を打たれ、マウンドで福原投手コーチ(右)に声を掛けられる西勇(撮影・立川洋一郎)
 1回、松山に2点適時二塁打を打たれ、4点目を許した西勇(撮影・立川洋一郎)
 1回、広島打線に連打を浴び、先制を許す西勇(撮影・田中太一)
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 「阪神-広島」(13日、京セラドーム大阪)

 プロ通算100勝に王手をかける阪神・西勇が先発し、6回5安打5失点で降板した。

 初回1死。菊池涼に左前打を浴びたところから悪夢が始まった。続く小園に右中間へ先制の適時三塁打を献上。その後も松山に右中間へ適時二塁打を許すなど、打者一巡の猛攻で計4点を奪われた。

 二回以降は本来のリズムを取り戻して3イニング連続パーフェクト投球。だが、五回に先頭・野間に右翼スタンドへ運ばれた。6月18日・巨人戦で通算99勝目を挙げて以降、自身3連敗で迎えたこの日のマウンド。後半戦の“開幕投手”は期待に応えられなかった。

 西勇は球団広報を通じて「後半戦のスタートだっただけに立ち上がりを大事にいき過ぎてしまい、大胆さに欠けてしまいました。大事な初戦でチームに迷惑をかけてしまいました」とコメントした。

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