「フレッシュオールスター、全ウエスタン１－３全イースタン」（１５日、坊っちゃんスタジアム）

　阪神の小野寺暖外野手は「３番・ＤＨ」で出場し、４打数２安打１打点の活躍。チーム唯一の得点をたたきだした。

　まずは、六回２死で右前打。さらに、２点差の八回２死二塁では中前適時打を記録した。「とても楽しくできたので良かったですし、この経験を生かしていきたいです」と振り返った。

　ただ、六回２死の打席ではなかなかベンチから出てこない場面も。打席を忘れたのか、何かアクシデントがあったのか、心配されたが、小野寺本人が真相を語った。

　「『三好選手（中日）に代打やで』と言われていて、ベンチで声を出していたら、代打ではなくて…。道具も直してしまっていたので、佐藤選手（ソフトバンク）のバットを借りて打席に立ちました」

　その打席で自身の球宴初安打を放ったため「三好選手と佐藤選手に感謝ですね」と話した。