阪神2軍 育成ドラ1岩田将が実戦デビュー クロンから空振り三振奪う

 「ウエスタン、阪神-広島」(14日、鳴尾浜球場)

 阪神の育成ドラフト1位・岩田将(九産大)が実戦デビューを果たし、1回を無失点に抑えた。

 1点リードの七回に登板。先頭・羽月にはフルカウントから四球を与えたが、続く宇草を2球で追い込み、113キロのスライダーで遊ゴロに仕留めた。2死走者なしから、堂林に左前打を浴びたものの、最後はクロンを125キロのスライダーで空振り三振に斬った。

 7種類のスライダーを操る変則左腕。大学時代に受けたトミー・ジョン手術の影響で慎重に調整を行ってきたが、上々の実戦デビューとなった。

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