阪神・矢野監督、秋山に最敬礼「真っすぐが良かった」リリーフ温存に「明日につながる」

 「阪神4-1巨人」(9日、甲子園球場)

 首位攻防戦となった伝統の一戦。阪神は降雨コールドで連勝を決め、2位・巨人とのゲーム差を3・5に広げた。秋山は6回0/3を6安打1失点、無四球5奪三振で7勝目。3点リードの七回、連打で無死二、三塁とピンチを迎えた場面で試合途中から降っていた雨脚が強まり、19時47分に試合が中断。雨は弱まったがグラウンドコンディションも不良となり降雨コールドとなった。

 矢野監督は「初戦は天を味方にしてくれたりで、取れてこういう形をつくれましたのでね。なんとかねあした、あさってどっちも取るつもりで、全員でタイガースらしい野球をやり切ります」と話した。

 秋山は外角低めの直球の制球力が光った。四回まで坂本の内野安打1本に押さえる好投。五回にウィーラーに一発を被弾したが、その後の2死一、二塁のピンチは梶谷を右飛に打ち取った。七回はウィーラーに中前打、松原に二塁打を浴びて無死二、三塁としたところで降雨コールドとなった。

 矢野監督は「本当にボールにすごく気持ちが乗っているというか、アキのその良さと言うか、スピードガンがすごく速く出る訳ではないけど、バッターにとっては速く見える。また見逃し三振っていうのは、バッターが低く見えたり、コントロールで三振を取るというのはアキのピッチングなんで。まあ、真っ直ぐがすごくよかった」と評価した。

 降雨コールドだったこともあり、秋山が七回途中完投。リリーフ陣を使わずに初戦をとった。「どう表現していいか分からんけど、チーム的にはね(岩崎)優もスアちゃん(スアレス)も休ませられたし。アキが1人で投げきってくれたというのは明日にもつながる勝ち方ができたと思うし。運も味方についてくれたんで」と振り返った。

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