阪神タイガースWomen公式戦初戦勝利 元阪神・野原監督「勝ててほっとしている」

 2回、左中間に三塁打を放ち「Womenポーズ」を決める三浦
 先制の右越え適時打を放つ三浦
 右越え先制三塁打を放ち“Womenポーズ”を決める三浦
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 「関西女子硬式野球選手権・ラッキートーナメント、阪神タイガースWomen7-0WELFARE」(5日、田辺スポーツパーク野球場)

 “タイガースマイル”が咲き乱れた。阪神タイガースWomenが初の公式戦となるラッキートーナメント1回戦に臨み、13安打7得点の猛攻を見せ、5回コールドでWELFAREを下し、2回戦に駒を進めた。

 主将で始まり、主将で締めた。初回無死一、二塁の好機で主将の三浦伊織外野手(29)が右越え三塁打を放ち、2点を先制。5点リードの5回にも1死満塁から中堅へ安打を放ち、コールド勝ちを決めた。この日3打数3安打と大暴れの三浦。「甘い球をきっちり仕留められて良かったです」とまぶしいスマイルを見せた。

 投げては、植村美奈子投手(28)が4回をわずか1安打無失点に抑える好投。3回に二塁打を浴びて招いた2死三塁のピンチも気迫で中飛に抑えると、グラブをたたき「しゃー!」と一吠え。笑顔でベンチに駆け込んだ。

 初陣を勝利で飾った阪神タイガースWomen。野原祐也監督(36)は「勝ててとりあえずほっとしている。プレー以外の姿勢や立ち振る舞いを見せられるように、一丸となって頑張っていきたい」と女子野球普及というテーマの中での勝利を見据えた。

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