阪神・矢野監督も衝撃「生涯忘れることできへん」佐藤輝3発に「すごかった」4連発

 9回、13号決勝3ランを放ち歓喜する佐藤輝ら阪神ナイン(撮影・飯室逸平)
 9回、プロ初の1試合3本塁打となる勝ち越し3ランを放つ佐藤輝(撮影・高石航平)
 9回、右中間に勝ち越し3ランを放つ佐藤輝(撮影・金田祐二)
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 「西武7-10阪神」(28日、メットライフドーム)

 阪神が土壇場で逆転勝ち。ドラフト1位・佐藤輝が九回2死、決勝の13号3ラン。1試合3発の離れ業をやってのけた。

 多くのファンが度肝を抜かれたが、矢野監督も衝撃を受けた様子。「いやぁスゴかったなぁ…。もうこれはもう俺の生涯忘れることできへん試合の一つになるな…スゴかった」と振り返り、「チームを救ってくれたというか、まあまあ、単なるホームランという一本じゃないし、チームも救えたし、内容もスゴいし、うん。スゴかったよ」と“スゴい”を4度も繰り返した。

 場面は九回2死一、三塁、カウント1-2からギャレットの154キロをはじき返した。指揮官はその打席内容も「(1球目と3球目の)変化球を空振りで、追い込まれた中のあの速い球を一発で仕留めたというのは、ほんまに状況も場面もそうだけど、全てが見事やったなという」と絶賛した。

 阪神選手の1試合3発は2018年9月16日の大山以来。球団新人では初めてで、セ・リーグ新人では1958年・長嶋茂雄以来、63年ぶり2人目の快挙となった。

 佐藤輝はこの試合、二回に11号ソロ。六回には左中間に12号ソロを放ち、プロ初の1試合2本塁打をマークしていた。

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