阪神ロハスがデビュー12打席連続無安打 矢野監督「兆しは見えつつある」

 6回、阪神・ロハスは二塁ゴロに倒れる(撮影・山口登)
 6回、阪神・ロハスは二塁ゴロに倒れる(撮影・山口登)
 6回、凡打に倒れた阪神・ロハスは顔をしかめて悔しがる(撮影・田中太一)
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 「阪神2-1中日」(13日、甲子園球場)

 阪神の新外国人、メル・ロハス・ジュニア外野手(30)=前韓国・KT=がデビューから12打席連続ノーヒットとなり、球団の新外国人では2009年のメンチに並んで歴代ワースト3位タイとなった。

 「6番・右翼」で本拠地での有観客試合に初出場。二回無死の第1打席は、ロドリゲスに詰まった二ゴロに打ち取られた。

 運もなかった。四回2死一塁の第2打席は、安打性のピッチャーライナーがロドリゲスのグラブに当たって遊撃正面に転がり、アウトとなった。

 六回2死一塁は二ゴロ。八回2死は左飛。8日・DeNA(横浜)の初出場から快音が響いておらず、4試合連続無安打となった。矢野監督は「早くいい結果を出してほしいし、ファームでもある程度の打席は立ってきたからね。ただ、対戦するピッチャーは初めてだっていうところはあるんで。今日の練習はちょっといい感じで打っていた。ちょっと兆しは見えつつあるかなと思う」と話した。

 ロハスは昨季の韓国リーグで47本塁打、135打点の打撃2冠で、MVPに輝いた大砲。実績は十分で、日本での快音が待たれている。

 阪神新外国人のデビューからの連続打席無安打ワースト記録は以下の通り。

【1位】2020年・ボーア=18打席

【2位】1983年・バース=15打席

【3位】2009年・メンチ=12打席

【4位】1964年・ベルトイア=11打席

【5位】2004年・キンケード=10打席

【5位】2008年・フォード=10打席

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