阪神・ドラ1佐藤輝の満塁弾に近本もびっくり「あんなに飛んでるんだと」
「阪神7-3広島」(2日、甲子園球場)
阪神ドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が「4番・三塁」で先発出場。初の4番で5打数2安打5打点、1本塁打と活躍し、勝利に貢献した。
2点を追う五回は、無死満塁で野村の低めのチェンジアップに食らいつき、右翼席へ逆転の8号満塁本塁打を放った。六回には1死満塁から3番手・コルニエルにカウント1-2と追い込まれたが、直球に詰まりながらも左前に落とす適時打。三塁走者の近本が生還し、1打点追加。これでプロ入り自己最多の1試合5打点をマークした。
試合後のヒーローインタビューで佐藤輝は「前の打者が出塁してくれたので何とかかえそうと。あの一打につながったと思います」と笑顔。4番については「4番なんでしっかり頑張ろうと思いました」と振り返り、2度目の満塁機での適時打については「1本で終わるより2本打てた方がいいので。あの一打も大きかったと思います」と満足そうだった。
隣でインタビューを受けた近本も、崩れた態勢で放った佐藤輝の満塁弾には「あんなに飛んでるんだと(思った)」と笑みを浮かべた。