阪神・チェンが3497日ぶり日本球界勝利 大山4打点 ナゴヤ連敗7で止め貯金10

3回、福谷の打ち上げた打球を指さすチェン(撮影・北村雅宏)
3回、5号3ランを放つ大山(撮影・飯室逸平)
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 「中日2-6阪神」(29日、バンテリンドーム)

 首位を走る阪神がバンテリンドームでの連敗を「7」で止め、貯金を「10」に戻した。

 移籍後初登板初先発のチェンが6回5安打1失点と好投し、NPBでは中日時代の2011年10月2日・阪神戦(甲子園)以来、3497日ぶりの勝利。粘り強い投球で六回に犠飛で与えた1点のみに抑え、無四球4奪三振と古巣を斬った。

 攻撃陣は4番の大山が4打点をたたき出す大活躍。初回にチーム29イニングぶりの適時打となる先制の左前適時打を放つと、三回には左翼席中段へ5号3ランをたたき込んだ。

 2点リードの九回に梅野、中野が連続長打をマークして2点を奪い、試合は決した。ここまで今季のデーゲームは10戦10勝。注目の佐藤輝に一発は出なかったが、投打がかみ合って連敗は止まった。

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