元阪神・横田氏が激白、脊髄腫瘍だった 昨年9月から半年闘病、全摘出成功し退院

 脊髄腫瘍だったことを激白した横田氏
 横田氏の本「奇跡のバックホーム」(提供写真)
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 脳腫瘍の闘病を経て2019年に現役を引退した元阪神の横田慎太郎氏(25)が26日、自身がプロデュースするYouTubeチャンネル「川藤部屋」に出演。脊髄腫瘍を患い、昨年9月から2度目の闘病生活を送っていたことを激白した。約6カ月間の治療で最終的に腫瘍は全摘出され、大阪府内の病院を退院した現在はさまざまなプロジェクトを企画中。著書「奇跡のバックホーム」(幻冬舎出版)を5月12日に発売することも明かした。

 横田氏はYouTubeチャンネルで激白した後、改めてデイリースポーツに「多くの人に支えられて今があります。感謝です。一日一日を大切に生活しています」と現在の心境を語った。

 昨年7月頃から足や腰に痛みを覚え、同年9月に精密検査を受けた結果「脊髄腫瘍」と診断。人知れず約6カ月間にも及ぶつらい闘病生活を送っていた。

 現役時代の17年に脳腫瘍を患った際は「グラウンドに帰ることが目標」と厳しい治療に立ち向かったが、今回は「何を目標にするか答えが出るまで時間がかかった」と振り返る。それでも、他の入院患者を見て「病気に打ち勝って『悩み苦しんでいる人たちの力になる』」と奮い立った。

 腫瘍を全摘出することに成功し、大阪府内の病院を退院。今は体力も回復し、さまざまなプロジェクトを企画して動き出している。その一つが、児童自立支援施設「阿武山学園」の併設校で、大阪市立弘済小学校・中学校分校のキャリア教育推進プログラム「夢授業」の先生役を務めること。早ければ6月中にも実現する見通しだ。

 また、自身の人生をつづった初めての著書「奇跡のバックホーム」(幻冬舎出版)が、5月12日に発売されることも明かした。「多くの方々に目標を持って、希望を持って、頑張って前に進めば、きっと良いことがあると伝えたかったんです」。2度目の試練も乗り越えた元虎戦士は「これからの仕事は人のお役に立てるように」と新たな旅路を進む。

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