阪神・青柳 2戦連続0封!完封リレー呼んだ今季最多120球熱投2勝!

 7回のピンチを切り抜け笑顔でガッツポーズする青柳
 6回、力投する青柳
 1回、力投する阪神先発の青柳
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 「DeNA0-4阪神」(10日、横浜スタジアム)

 今季最多120球の熱投が間違いなく勝利を呼び込んだ。少ない援護を耐えて、耐えて守りきった阪神・青柳。地元・横浜でのお立ち台。7回無失点の2勝目に「あまり調子は良くなかったですけど、梅野さんに引っ張ってもらって。何とかゼロで行くことができた」と安どした。

 最大のピンチは1点リードの七回だった。佐野の四球、宮崎の右前打で無死一、二塁で打席には神里。100球の大台を超え福原投手コーチもマウンドに向かったが、ベンチは続投を選択。その期待、信頼に何としても応えたかった。

 1ボールからバントを仕掛けられたが、梅野が素手で素早く捕球し、三塁封殺。「梅野さんのナイスプレー(のおかげ)で」勢いに乗った右腕は、後続をピシャリ。ベンチに戻ると「シャー」と笑顔で叫んだ。

 2試合連続の無失点投球で、ゼロ街道は14回1/3まで伸びた。ここ2年、福原コーチから制球面で助言を受けており「要所でストライクが入るようになったのはうれしい」と勝負所での制球力向上に自信を見せている。

 今季は先発陣が絶好調。それだけに「自分が一回やらかしたら外れてしまうくらいの危機感を持っている」と語気を強めた青柳。安定感抜群の投球で、先発の座は誰にも渡さない。

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