阪神の新人・伊藤将が球団初の快挙!巨人戦初登板でプロ初勝利!1、2番も大活躍

 2回、北村を空振り三振に仕留める伊藤将(撮影・田中太一)
 4回、生還した近本を迎える伊藤将(撮影・田中太一)
 3回、岡本和を三振に仕留めた伊藤将(撮影・坂部計介)
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 「阪神7-1巨人」(7日、甲子園球場)

 阪神が巨人に2連勝し、4連勝となった。シーズン最初の巨人戦カード勝ち越しは16年以来5年ぶり、甲子園では14年以来、7年ぶりの好発進となった。

 プロ2試合目の登板となった先発のドラフト2位・伊藤将(JR東日本)は粘りの投球で7回6安打1失点。新人投手の巨人戦初登板プロ初勝利は球団史上初の快挙となった。

 伊藤将は「初回はピンチもあり、バタバタしてしまいましたが、二回以降は走者を出しながらも粘りのピッチングができたと思います」と振り返った。

 打線は1、2番コンビが躍動した。三回、近本が四球、糸原が開幕から11試合連続安打となるランエンドヒットを決め、無死一、三塁。続くマルテの打席で糸原が二盗を試みると、捕手・大城の二塁送球が悪送球となり、近本が生還した。

 1-0の四回は3点を追加した。ドラフト1位・佐藤輝(近大)の遊撃内野安打から2死二、三塁の好機を作り、近本が二塁・広岡を強襲する適時内野安打。さらに糸原が中前へ。三走だけでなく、スタートを切っていた近本も生還した。

 五回はサンズがバックスクリーン左へ4号2ラン。「打球速度166キロ、角度30度、飛距離129メートル」の一撃だった。六回には大山が左翼線適時二塁打を放ちトドメを刺した。

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