【藤田平氏の眼】カーブ打てているサンズVS森下今年は期待できそう

 阪神と森下の昨年成績は4試合で3敗。チームの対戦打率は、リーグワーストとなる・184。森下の緩いカーブに惑わされ、中でもサンズは10打数無安打だったわけだが、今年は期待できそうだ。

 開幕3連戦のサンズを見る限り、カーブをうまく見逃したり、反対方向へ打てていたりしていた。体重を後ろに残しながら打つ打者。故に体重移動が少ないことから待って打とうとするため、去年は変化球にタイミングを狂わされた。

 ただ去年1年間、日本でプレーしたことが大きい。開幕カードの打撃は、日本バッテリーからの攻められ方を研究して来たことがよく分かる内容だった。注目の佐藤輝も多少、体重を後ろに残して打つタイプ。対策は反対方向への打撃を意識するなどがある。

 チーム全体としては、試合前半はバントなどで揺さぶって球数を投げさせる、狙い球を直球かカーブのどちらかに絞るなどの対策がある。いかに相手バッテリーに考えさせることができるかが重要だ。

 一方、近本と大山は昨年の対戦で好成績を残しているが、そこは森下も対策を練ってくるはず。同時にそこに“スキ”ができる。昨年は森下を打てなかったマークの薄い選手がキーマンとなる展開も考えられる。

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