阪神・西純 ツーシーム見せた!“マエケンフォーム”手応え、2・4紅白戦登板濃厚

 ブルペンで投げ込む西純
 ブルペンで投げ込む西純。奥は佐藤蓮
 ブルペンで投げ込む西純
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 阪神の西純矢投手(19)が30日、沖縄・宜野座で行われている先乗り合同自主トレで初めてブルペン入りした。坂本を座らせて直球に加え、カーブ、スライダーも交えながらの51球。フォームを固めるために封印していたツーシームも解禁し、4日の紅白戦へ向けて磨きをかける考えだ。

 昨秋から左足を上げた時にグラブを太ももへ落とす“マエケンフォーム”の習得に着手。このフォームに手応えを感じ、ツーシームを解禁した形だ。「ツーシームももっと投げられたら有効的な球になるんじゃないかと思います」と、前向きに話した。

 この日の投球練習では、高山が打席に立った。「打者が立って投げるのと、立たずに投げるのは全然違う」と収穫あり。同時に「まだまだ高いボールが多かった」と制球への課題も見つかった。

 2月4日の紅白戦での登板が濃厚となっている右腕。「4日に自分の力をしっかり出せるように、準備をできたらいいなと思います」。先輩たちと勝負するため、さらに状態を上げていく。

 ついに2月1日にキャンプインを迎える。西純にとって初の沖縄キャンプ。「レベルの高いところでできるっていう意味で、すごくワクワクしています」と初々しさが伝わる。プロで1年戦ってきた成長を見せる時が来た。若き右腕が南国で輝きを解き放つ。

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