阪神・秋山2年連続2桁星へ 防御率2点台前半&シーズン最少与四球目指す

 阪神の秋山拓巳投手(29)が22日、「防御率2点台前半」と「シーズン最少の与四球」を来季の目標に掲げた。この日は球団で契約更改交渉に臨み、1900万増の5100万円でサイン。2年連続2桁勝利に向け、さらなるレベルアップを図る。(金額は推定)

 「外国人選手も入ってくるし、藤浪も最後はすごくいい感じだったので。先発ローテに入れるか、危機感の方が強い。まずは入れるように頑張ります」

 大幅昇給にも笑みはない。この日、チェンとの契約が正式に発表され、既にアルカンタラとも基本合意。復活気配漂う藤浪も含めて、激しいローテ争いが予想される。結果がすべての世界。決して立場は安泰でないのは、十分に理解している。

 現在は、可動域を広げるトレーニングに重点を置く。投球時の歩幅を現在の6歩から「6歩半ちょい」に広げることで、12勝した17年の最速148キロを目指している。「また違った抑え方ができると思う。いまの投球スタイルで、スピードアップができたら」。変化の先に進化を目指す。

 「2桁勝つ中で防御率を2点台にしたい。それに、シーズン最少の与四球を狙えたらと思いますね」。1年間、ローテを守り抜いたことで、主戦投手としての自覚がにじむ。抜群の制球力に磨きをかけ、球速アップで力強さを加える。チーム内の競争に勝ち抜き、キャリアハイ更新を狙う。

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