阪神・矢野監督、藤浪のイニングまたぎを説明「これからありえるかな」
「中日5-3阪神」(15日、ナゴヤドーム)
逆転サヨナラ負けを喫した阪神・矢野燿大監督が試合後、藤浪をイニングまたぎさせたことについて説明した。
3番手で登板した藤浪は五回を無安打1四球、六回は1安打1四球とし、2イニング無失点で切り抜けた。「球数も少なかったし粘りながら投げてくれたので、そういう2イニングというか優(岩崎)やサダ(岩貞)も帰ってきたんでね。晋太郎はそういうようなバリエーションっていうところでいけるんで、これからそういうことはありえるかなと思ってます」。新型コロナウイルスの感染や濃厚接触者認定で離脱していた岩貞や岩崎が復帰したことで、最近は八回1イニングを投げることが多かった藤浪の役割が変わることも示唆した。
試合は八回に3点を奪って一時リードしたが、九回に守護神・スアレスが中日・高橋に逆転サヨナラ3ランを浴びた。指揮官は今季初被弾のスアレスに対し、「スアちゃん、(スアレス)いままで助けてもらってきたから」と話し、責めることのできない救援失敗かと問われると「もちろん、もちろん」と答えた。