打線改造の阪神が先制 2番梅野が好機拡大 4番サンズが適時打

1回、左前打を放つ阪神・梅野=甲子園(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-広島」(11日、甲子園球場)

 打線を改造した阪神がいきなり先制点を奪った。まずは初回先頭の近本が広島先発・床田を強襲する安打で出塁する。

 無死一塁で打席に入ったのは阪神では2002年6月28日・横浜戦(大阪ドーム)の矢野輝弘以来となる捕手で2番に入った梅野。4球目のスライダーを捉えた打球は三遊間を抜ける左前打となった。

 そして、プロ入り2度目となる3番抜てきの糸原がバントで送って1死二、三塁の先制機をお膳立て。ここで得点圏打率・440を誇るサンズが打席へ。フルカウントから6球目の直球を逆方向へはじき返し、右前適時打であっさりと1点を先制した。

 前夜の試合後に矢野監督は「何とかランナーを置いてジェリー(サンズ)に回すというのが今、野手としてやること」と発言。出塁率が高く、昨季は床田と相性の良かった梅野を2番に置き、さらに3番・糸原としたことで、いきなり頼れる4番の前に走者を置き、狙い通りに得点した。

 なお、続く大山は三塁併殺打に終わり、この回の得点は1点だった。

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