阪神・秋山、92球粘投も「あの1球が」伏兵・菊池涼に被弾 悔しい6回3失点
「広島-阪神」(30日、マツダスタジアム)
先発のマウンドに上がった秋山が6回3失点で降板した。走者を出しながらも、四回までは粘りの投球で無失点を継続させていたが、五回に菊池涼に浴びた同点3ランが痛かった。
3点リードの五回、先頭のピレラに右前打を許すと、続く田中広は一塁・ボーアの失策で出塁。ここで秋山が足をひねったように見受けられるシーンがあった。
続く遠藤に投犠打を決められ1死二、三塁に。安部は見逃し三振に抑えたが、菊池涼に外角低めのカットボールを左翼席に運ばれ、試合を一気に振り出しに戻された。マウンド上で両膝を付く秋山の表情からも悔しさがにじみ出ていた。
六回は三者凡退に抑え、立ち直りを見せた。だが、痛恨の一発を許しただけに、悔しい92球となった。七回の打席で高山が代打に送られ、秋山はマウンドを降りた。
「中々テンポよく投げることができなかった中で、なんとか粘ることができていただけに、あの1球が悔やまれますし、あそこを抑えなければ勝つことはできないので、悔しいです」とコメントした。
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