阪神・ガンケル 救援初失敗、初の3連投で決勝打許し2敗目

 7回、ヤクルトに勝ち越しを許しガンケル(中央)の元に集まるボーア(右端)ら阪神ナイン
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 「ヤクルト4-2阪神」(23日、神宮球場)

 阪神・ガンケルが初の救援失敗で敗戦投手となった。秋山の後を受け、同点の七回から今季初となる3連投のマウンドへ。1死から中村に右前打を許すと、代打・宮本には矢野監督がリクエストを求めたほど微妙な死球で一、二塁のピンチを迎えた。

 続く代打・川端の遊ゴロで2死一、三塁。坂口が放った一、二塁間への打球をボーアが横っ跳びで必死に止めたが、内野安打となり、三走の中村が生還。これが決勝点となった。ガンケルは7月25日に中継ぎ転向後2失点目。6月24日に先発で敗戦投手となって以来の2敗目となった。

 八回に登板した岩崎は先頭・青木を打ち取った打球のバウンドが高く、遊撃への内野安打に。その後、山崎の犠飛で1点を失った。

 「ガンケルも勝負に出た結果やし、優(岩崎)もちょっとアンラッキーなところもあった。みんな精いっぱいやった結果」と矢野監督。前夜は6点差の楽勝ムードから追い上げられ、勝ちパターンのガンケルらを投入。そのツケが回る結果となった。

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