「巨人１－０阪神」（１８日、東京ドーム）

　阪神は菅野に完封負け。力投の高橋を援護できなかった。

　球団初の東京ドーム４戦４敗。無傷の開幕８連勝となった菅野には、今季３戦３敗となった。矢野監督は「無敗で防御率もこれだけ良くて。一人でこれだけ勝てば、ジャイアンツ１１個なんかな、貯金が。そのうちのほとんどを作っているピッチャーなんで」と悔しさをにじませた。

　高橋は被安打２。四回、岡本に浴びた失投を左中間席へ運ばれた。「４番に対して、しかも勝負球の一球がね、こういうことになるんで」と痛恨の一球を振り返ったが、菅野と堂々と投げ合ったことについては「あのピッチャーにどう勝つか、っていうのはハルトの中でも大きな自信になると思うんで」と評価した。

　難敵菅野との戦いを「そう簡単には打ち崩せない。でも、そればっかり言ってても打たないことには上にいけないので」とし、「明日の試合が大事になってくる。巨人が走っている以上、止めていかないとダメなんで。明日なんとしても取りにいきます」と誓った。