阪神・高橋 東京Dも快投や!菅野相手も泰然「全然意識してない」

 ひと息入れる高橋は打撃の構えを見せる
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 18日・巨人戦(東京ドーム)に先発する阪神・高橋遥人投手(24)が17日、甲子園に隣接する室内練習場で投手練習に参加。相手エース・菅野との投げ合いへ向け、自然体で意気込んだ。今季初登板となった6日・巨人戦(甲子園)は7回3安打無失点、11奪三振の快投で今季初勝利を挙げた。開幕3連敗の屈辱を晴らすべく、まずは6カードぶりの初戦白星をつかみ取る。

 高校球児の熱気が漏れ伝わってくる中、高橋は室内練習場で黙々と汗を流した。キャッチボール、ショートダッシュを終えると、もう一度グラブとボールを手に取る。青柳とのキャッチボールで感覚を確かめ、最終チェック完了だ。重要な巨人3連戦カード初戦へ、万全の準備を整えた。

 「特に変わることは(ない)というか、自分が意識することはそんなにないと思うので、しっかり試合を作って、少しでも勝てる確率というのを上げていけたらなと思います」

 快投再現の期待が高まっている。左肩コンディション不良から復活を果たした前回6日・巨人戦(甲子園)では、7回3安打無失点。自己最多11三振を奪い、今季初登板を初勝利で飾った。翌7日に大事を取って登録抹消され「しっかり間をいただいた。体調はいいと思います」とコンディションの不安はない。

 巨人の先発は難攻不落のエース菅野だ。今季7勝無敗、防御率1・75はリーグトップ。チームも今季2戦2敗と苦戦しているが、左腕はどこまでも自然体だ。

 「そうですね…。まあ球界を代表するピッチャーですけど、全然意識してないんで。しっかり打線を抑えることを考えて。特に相手のピッチャーを考えたりは(しない)」

 前回の対戦では坂本、丸、岡本を無安打に封じ込めた。「全員大きいのを打てる。無駄なランナーを出さないで、点を取られても最少失点で抑えていけたら」。東京ドームでの登板を想定し、低めへの制球を磨いてきた。亜大の同級生・北村も含めて先頭を斬り、主導権を握るつもりだ。

 開幕カード3連戦は東京ドームで3連敗の屈辱にまみれた。首位巨人と5・5差。シーズン中盤のヤマ場を迎えている。高橋は東京ドーム通算2試合で0勝1敗ながら防御率2・92。自身の東京ドーム初勝利からリベンジの流れを呼び込む。

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