阪神20得点で大勝!ボーア&サンズで球団史上初の助っ人満弾競演

 「ヤクルト5-20阪神」(28日、神宮球場)

 阪神が「初」づくしの大勝。今季最多の18安打20得点と打線が爆発し、2位・ヤクルトにゲーム差なしまで肉薄した。

 試合は初回、ヤクルトのミスで阪神が先制。失策と暴投が絡んで3点を奪うと、二回だ。2死満塁で打席立ったボーアは5球目、内寄り低めの147キロをフルスイング。ライナー性の打球は、切れることなく右翼スタンドに突き刺さった。

 「近本やジェリー、悠輔がそれぞれ良い仕事をして塁にいてくれたから、みんなと同じく自分も良い仕事をしたいと思っていたよ。感触は十分だったし、良いホームランだったね」

 2試合連発の7号となった。ボーアの満塁弾は、7月5日の広島戦(マツダ)以来、今季2本目。ベンチに戻ると、決めポーズ「ファイアボール」を連発。喜びを爆発させた。

 三回にも2点を奪うと、四回の攻撃。2死満塁のチャンスで打席にサンズ。コースに逆らわなかった打球は、ライナー性のまま右翼ポール左に突き刺さった。22日の広島戦以来、5試合ぶりの6号。満塁弾は来日初で、助っ人選手が1試合2本の満塁弾を放つのは球団史上初となった。

 「前の打者たちが良い仕事をしてくれて、チャンスを作ってくれたから、良い球を待ってしっかりたたこうと思っていた。最高の仕事ができたし、ボーアとそろって満塁ホームランを打つことができるなんて信じられないし、とても興奮しているよ」

 六回にはボーア、梅野の連続タイムリー後、木浪の2号3ランで今季初の猛打賞。サンズは来日初の4安打を記録した。九回には島田の今季初安打&初タイムリーで2年ぶりの20得点の大台に到達した。

 先発の秋山は大量の援護に守られながら完投。登板3連勝で3勝目(1敗)を手にした。

 貯金2は今季最多。これで8カード連続の初戦勝利となった。29日の第2戦はガルシアが先発予定。勝てば2位に浮上する一戦。勝って連勝を伸ばしたい。

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