【佐藤義則氏の眼】阪神・秋山 4番・鈴木誠には外角一辺倒でもよかった

 「阪神9-4広島」(21日、甲子園球場)

 阪神先発の秋山は、いいところ、悪い部分、両面が出た中で何とか白星を手にすることができた。

 まずは堂林の初回2死無走者、鈴木誠の七回無死一塁で打たれたホームランについて。堂林は初球を内角の直球系、鈴木誠は2球目だが、これも要求はインコースだった。

 4割を打っていて、長打もある堂林。一発で、チームが勢いづく可能性を持つ4番・鈴木誠。特に鈴木誠はヒットでいい、くらいに考えて外角一辺倒でもよかったのではないか。

 序盤こそ甘い球もあった秋山だが、中盤にはしっかりと変化球を低めに集めることができ、目指すべきゴロアウトを稼ぐ投球になっていた。この投球を、特に強打者に徹底できればもっと勝てる。

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