阪神が開幕から3カード連続負け越し 22年ぶりの屈辱

5回、投手交代を告げる阪神・矢野燿大監督=横浜スタジアム(撮影・田中太一)
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 「DeNA9-1阪神」(28日、横浜スタジアム)

 今季初の連勝を狙った阪神だったが、DeNAに敗戦。吉田監督時代の1998年以来22年ぶり、開幕から3カード連続の負け越しが決定。9試合を終えて2勝7敗、最下位に沈んでいる。

 先発は今季ソフトバンクから移籍した中田。DeNA戦にはこれまで17勝7敗1セーブ、防御率3・52、カード別で最多の勝利を挙げるなど得意としていたが、この日は相性通りにはいかなかった。

 先制の1点をもらって迎えた初回のマウンド。2死二塁から佐野の左翼フェンス直撃の適時二塁打、宮崎の右中間適時二塁打、戸柱の中前適時打で逆転を許した。この回だけで4連打を含む5安打3失点。二回以降は無失点投球で粘ったが、4回を80球、7安打3失点だった。

 4番・マルテ、5番・ボーア、6番・サンズの「MBS」を2試合連続でスタメン起用した打線もDeNA投手陣の前に5安打1得点に抑えられた。

 初回は糸井が1死二塁からDeNA先発・平良から先制左前適時打を放ったがその後は沈黙。2点ビハインドで迎えた四回は1死一、二塁とチャンスを作ったが、サンズが見逃し三振、木浪が一ゴロに倒れ、得点できなかった。

 開幕から9試合が終了して首位と4・5ゲーム差以上離されたのは、野村政権の99年の6ゲーム差以来21年ぶり。次カードは30日から5位・中日との3連戦がナゴヤドームで控える。なんとしてもここで巻き返しを図り、チームを上昇気流に乗せていくしかない。

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