阪神連敗ストップ 矢野監督、サンズには「大きなホームラン」ボーアには「雰囲気でてきている」

 9回、逆転3ランのサンズ(左端)を出迎える矢野監督(右から2人目)=撮影・高部洋祐
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 「DeNA6-8阪神」(27日、横浜スタジアム)

 劇的な逆転勝利となった阪神の矢野燿大監督(51)は打線を称賛した。

 まずは起死回生の3ランを放ったサンズ。「ちょっと前の打席まではあんまり良くなかったけど、本当にここで決めてくれた。ホームランは本当に大きかった。みんなにとって、大きなホームランだったかなと思います」。この日、1軍昇格し価値ある今季1号を放った助っ人を称賛した。

 初適時打、初盗塁を決めたボーアについては「雰囲気も出てきたし、盗塁というのも面白い。打席の中でもだいぶ雰囲気が出てきているんで、楽しみになってきたかな」とさらなる活躍に期待を寄せる。

 五回に放った、糸井の一時勝ち越しとなる一発にも「今日はやっぱりホームランはポイントになっているんで。嘉男(糸井)のホームランはでかかった」とベテランの一打を振り返った。

 3連敗で臨んだ、負けられない一戦。あと1アウトでゲームセットからの逆転勝利に「ちょっと兆しというか、先が見えそうなところに来たんで何とかこの1勝というのを明日につなげます」と力を込めた。今季初の連勝、初のカード勝ち越しを目指し28日も全員で勝利をつかみにいく。

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