阪神、今季初完封負けでドロ沼3連敗 91年中村政権以来の屈辱…開幕7戦1勝6敗

 「DeNA6-0阪神」(26日、横浜スタジアム)

 阪神が今季初の完封負けで3連敗。開幕から1勝6敗で早くも借金5と、泥沼から抜け出せないでいる。7試合消化時点で1勝6敗は、1991年の中村政権以来、実に29年ぶりの屈辱となった。

 この日はDeNAの先発・今永の対左投手対策として、ボーアや糸井がスタメンから外れた。代わって2番に北條、3番に大山、6番に上本、7番に陽川と右打者を中心に、大幅4人を入れ替えて臨んだ。

 だが、三回までパーフェクトに抑えられると、四回。先頭の近本が右前打を放ち、初めての走者を出したが、続く北條がバスターエンドランを失敗。遊飛でチャンスをつぶすと、大山も空振り三振に倒れた。4番・マルテが内野安打で何とかつないだが、続く福留は三邪飛に。チャンスをものにできなかった。

 一方、先発の西勇は序盤から好投を続けたが、五回。先頭の宮崎にソロ本塁打を浴びた。それでも7回1失点の粘投。打線の反撃を待ったが、悪夢の今季初黒星となった。2番手の小川が八回、無死一塁からオースティンに2ランを浴び、大和と梶谷にも適時打を打たれ、勝負は決した。

 終わってみれば5安打無得点。開幕7試合でわずか10得点。1試合平均1・4点と苦しい状況は続く。

 なお、1991年を含めて開幕1勝6敗は過去4度。最終順位1968年の2位が最高で、78年が6位、86年が3位、91年が6位と、これまで優勝したケースはない。

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